【ツッコミどころ満載 インド旅 〜カルカタの街をぶらり②〜】
どうもこんにちは!さくらんぼです。
今回も前回のカルカタをぶらり旅①に引き続き、インドでの旅路を記していきたいと思います。
①はこちらから
【ツッコミどころ満載 インド旅 〜カルカタの街をぶらり①〜】 - さくログ
疲れていたのか、20時半に寝落ちし、朝4時に起床。その後、また一寝入りしようと寝たら時計は8時半を指していた。
部屋に窓がないため、光が入ってこない。
下手すれば昼まで寝てしまいそうだった。
11時にチェックアウトして、
カルカタ二日目開始。
ホテルがあるMedical collegeの通りには、
朝から露店がずらりとならぶ。
カレーやチャパティ、魚、お菓子、日用品、洋服、靴、おもちゃなど本当に様々なものを売られていて活気がある。おかげで道は、常に人と車両でごった返している。
朝ご飯には、インド庶民の定番らしい卵の中に青唐辛子と玉ねぎが入ったものをパンと一緒に焼いたものを露店で食べた。
朝からカルカタの街をブラブラ。
露店の店主が、
明らかに下水とみられる道の脇から溢れ出る水でお皿を洗っている。
「こりゃ、
日本人がお腹を下すのも仕方がない」
と思いつつ、見なかったことにして
歩き始めた。
途中、街のあちらこちらで
水浴びをする人を見かけた。水道が家にない庶民は、街のあちらこちらにある水浴び場でシャワーを浴びたり、もしくは井戸から生活水をくみ上げて各自使っているらしい。
前日にホテルを探している時に迷い込んだ道を探検してみようと、小道に入っていく。
まさにカルカタに住む人々の生活スペースそのものが見られるような場所に差し掛かった。
そこでカメラをぶら下げていた私の連れに
対して、そこに住む人々に話しかけてきた。
「そのカメラ危ないから
カバンの中しまいなさい!」
とヒンドゥー語で言ってくれたのだと勝手に解釈をした。
それにしても、カルカタの小道で、
何を言っているのかわからないインドの人々
にひたすら真顔で詰め寄られたのは、
少しばかり怖かった。
奥へ行くとスラム街に
続いていくような場所だったのであった。
インドで一眼カメラやスマホを出すときは
周りの治安を十分にチェック、
その上で、細心の注意を払いながら
使わなければ危険な目にあうということ再確認。
[完全に住宅スペースにお邪魔している]
歩いていると大きなマーケットに出た。
買い物をする人、売る人、物を運ぶ人、通り掛かりの人でごった返している。
[路肩でカードゲームを愉しむ人々]
[皆さんそれぞれ自分の傘の下で野菜、魚、フルーツ、米などを販売]
本当に様々なものが売っている。
雰囲気としては、
ジャスコ(ニュアンス的にイオンではない)が
全て露店化したような感じ。
フーグリー河が近く、
魚が有名なカルカタの市場では魚も売られていたが、いつにも増してハエがその魚に集っていてその臭いに足を早めた。
Kalighat寺院へ
そこからはUber poolを使ってKalighat寺院へ。
入場料は無料。
靴を脱ぎ、びちゃびちゃに水で濡れた床を行く。
Kalighat寺院では、カーリーという神様を奉っているお寺のようで中には炎のようなものが見えた。
午前中は寺院でヤギ一頭殺し、
その頭を生け贄として捧げるのだそう。
インド人と一緒になって、
お祈りの神聖なオレンジ色のマークをつけられる。
Kalighat寺院のガートへ行くと、
その川の汚れ具合に唖然。
ゴミが浮いていて水の色も濁りに濁っている。免疫力がない、自分が浸かると身体を壊してしまいそうだ。
その後、近くのホテルで昼食。
カルカタの名物である、Patriというマスタードで魚を蒸したものと
マスタードベースの魚のカレーを食べた。
ホテルの一階にあるレストランなだけあって、今までにない高級感。
とっても美味だった。2人で600ルピー。
カルカタの街角での素敵な出会い
その場を後にして歩いていると、
17歳くらいの若者たちに話しかけられた。
俺たちについてこいという。
初めは少し疑ってはいたが、
ついていくと誰が作ったのかわからない、
どでかいキングコングと神様の像みたいなものがいきなり小道に現れた。
外国人観光客の私たち2人に対し、 この椅子座っていいよ、チャイティー飲みな! と振舞ってくれる。彼らはこの辺りに住んでいるようだった。
若者とちびっこたちは俺たち私たちの写真を撮ってくれ!とポーズを決める。
人懐っこくセルフィーセルフィー!と自撮りをせがむ子どもたち。
[持ってきたオカリナで一役人気者に]
最初は警戒していた一番のチビちゃんも、
最後はちょっかいを出してくるまでに心を許してくれた。
もうちょっとベンガリ話せたらなぁ~と一番に思った瞬間だった。
次、成長して大きくなったあの子達に会えるよう、私も成長してあの場所に帰りたいと思ったのであった。
その場所を後にして、
モスク、ナコーダマスジットへ。
アザーンが鳴り響くカルカタの街を散策。
街中の市場があるところの真ん中にあり、しかも夜だったため、あまり全貌は見えなかった。
明るい時に行くのがオススメ!
人生初!バラナシ行きの夜行列車。
その後、タクシーでRawhar駅に向かって
夜ご飯を食べた。駅近くにあった路上のカレー屋さんでAloo系と魚系のカレーとご飯を食べた。お腹満腹になって1人80ルピーで激安。
そのまま、朝食のフルーツケーキを買い、
20時発のバラナシ方面行きの寝台列車の車両に乗りこんだ。
この寝台列車は、値段によって
乗れる車両が決まっている。
眠るベッドがないゾーンはスリーパーと呼ばれる。こんな感じ。
人々が互いに車両に身体を押し込み合っている東京を思い出した。
私たちは3Aと呼ばれる、
3段ベッドで寝るはずだったが、
たまたまグループ客が乗っていて、
運良く2Aと呼ばれる2段ベッドの方を
使えることになった。
それぞれの簡易ベットに置かれている毛布に、自分で新しいシーツを取り付けて就寝。
寝台列車といってもちょくちょく
他の駅に停車するため、客の入れ替わりはかなり激しい。
人生初の寝台列車だったが、
思っていたよりも寝心地がよく
ぐっすり眠れた。
カルカタ総括
カルカタはあまり見所がないと言われがちのようだけれど、全くそんなことない。
カルカタの中心街を歩いていると、いろんなものが目に映り込んでくる。
歩いているだけで人々が生活しているのを間近で見ることができる街だった。
観光地だけを回りたいだけでなく、人々が生きている姿を見たい人には絶対的にオススメ
だと言える。
続いては、
インド人と共に生きる神聖な川、ガンジス川を拝む バラナシでの数日間の備忘録。