【ツッコミどころ満載 インド旅 〜カルカタの街をぶらり①〜】
どうもこんにちは!さくらんぼです。
この度は、10日間のインドへの旅に行ってきたので旅行記を記しておきたいと思います。
ついに、長年憧れを抱いてきたインドについに足を踏み入れる時が、来た。
31カ国目になる今回のインド旅では、
10日という短い期間ではありながらも
カルカタ→バラナシ→アムリトサル→マクロドガンジ→ニューデリーというルートでインドの多様な街を五感で体感。
今回はカルカタ編①をお伝えします。
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まず、日本からバンコクの
ドンムアン空港で乗り継ぎ。
次のカルカタへのフライトまで時間があったので、タイ、バンコクで半日ぶらぶらすること。
[寝釈迦仏が安置されるWat Phoには色とりどりの仏塔が立ち並ぶ]
[夕日に染まるWat Arun]
[めっちゃ人並びすぎてて持ち帰りにしたお店のパッタイ]
[路上マーケットのトムヤンクン]
足りない、もっといたかったと思わされるタイ、バンコク。
しかし私たちが今回目指すはインド。
ご飯も景色も美味しいタイに癒されたところで、いよいよインドへ向かう飛行機に。
どーーーーーん!インドーーー!!!
朝3時、インド、カルカタの空港に到着。言いようのない興奮が込み上げる。
インドに着いたのか、ついに。
こんな時間に外に出ても危険だろうからと、宿も取っていなかったので空港にそのまま宿泊。
他たまたま同じ飛行機だった3人の日本人と出会い、空港の手すり付きの椅子に寝そべって眠った。手すりの下を強引にくぐって長椅子を
ベッドにして寝るのは朝飯前←。
海外を旅行中に使える空港泊する人のためのサイトがあるのでご参考に。
The Guide to Sleeping in Airports
空港で朝8時半ごろに起床。ついに、カルカタ空港を出る。
始めての国の空港から出る瞬間のあの緊張感とワクワク感が入り混じった「何が待ち受けてるんだろう」という感覚は毎回たまらない。
カルカタの凄まじい交通量
カルカタのタクシーは黄色で可愛らしいデザインのものが走っている。乗る前に値段を決められる空港タクシーで1台300ルピーの市内へ。
市内へ向かう途中、早速すさまじいクラクションのオンパレードが私たちを出迎える。
インド人の彼らがクラクションを鳴らす感覚としては「はい、通るから気つけてね~」といった感じ。インドの街に欠かせない音楽になっているようにも思える。
途中で警察が取り締まっているのも目にしたが、このカオスな道路状態の中で、何が違反になるのかが気になる。
インドは左車線。いや、車線はあったり消えたり。たまに逆走している車もみる。
直進の信号は存在しているが、左折右折の信号はないことも多い。
歩行者がいても進めそうならだったらそのまま押し切るバス、大型車、タクシー、バイク。
歩行者も歩行者で信号が赤で、車がビュンビュン走っている中でも、その中を渡ろうとする。度肝を抜かれる。みんな、プロだ。
なんとか、ホテルに到着
結局10時ごろにでなんとか住所と限られた地図情報のみで宿泊宿、Hotel cecilへ到着。
Hotel Cecil | Comfort meets luxury
Medical college St.沿いで街中のど真ん中に位置していた。
中にいざ入ってみると外観からは想像ができないような、綺麗でセキュリティも整った宿が登場。部屋も予想以上の綺麗さで冷房付き。
ひとまずシャワーを浴びようとバスルームへ。
一瞬暖かいお湯が出たと思ったのもつかの間、水シャワーに。
冷たい水シャワーでありがたく汗を流す。
部屋でシャワーを浴びて、ひとまずゆっくりしていると、ネズミが登場。
ほほぉ、ここはインドだったということを
すぐさま思い出す。
ともかく、疲れをとるに十分すぎる部屋で、つかの間の休憩し荷物を置いてに出る。
バラナシ行き夜行列車を予約しに正規ショップへ
ひとまずバラナシ行きの夜行列車を予約しようとカルカタ唯一の列車の正規ショップへ。
そこまではタクシーで向かった。
[道端で仲良くなったおじさんたち]
朝ごはんもろくに食べておらず、
お腹が空いていたので、
その近くにあった屋台のカレーとチャパティ、アチャールのセット10ルピー(約15円)で食す。
美味しすぎる、感激。
隣に座っているインド人が器用に右手でチャパティでカレーを包んで食べるのを見よう見まねで同じように食べていると、店主はこちらの方を物珍しそうに見ていた。
手伝いをしていた少年は11歳くらいだったろうか。親の仕事の手伝いをして、生計を立てて暮らしているようだった。
インドのローカルバスでSIMを買いに
その後、SIMを買いに行かなければ、
現地の大手携帯会社AirtelのSIM買い・設定までしてくれるstoreへがあるPark St.へ。
そこまではローカルバスで移動。
これまたすごい、降りる人がいればバスはバス停で止まってくれるが、いない場合はスルーされ、次を待つ。
それでも、ものすごい数のバスが路上を走っているのでものの3分待たないうちに次のバスがやってくるのだ。
バス停が道に設置されているがインドの混雑した道で、特別バスが停車する場所があるわけではないため、信号が止まっている間に
バス内を取り仕切っている人が大声で行き先を連呼する。
バスの番号を確認して、他の車両に気をつけながら急いでバスに飛び乗る。
このようなバスが縦横無尽に街を駆け巡っている。
乗っているのは労働階級の人々だろうか、
バスの中を金回収の人が巡回しにくる。大体7ルピー10円、安い。
しかしまぁ、揺れる揺れる。
ヒビが入りまくっているフロントガラスやエンジン音で震えているレバーを見ていると、
命がけのアトラクションにでも乗っているような気分だった。
路線バスを無事に降りて
お目当てのAirtelの路上店舗でSIMをゲット。
10日しかいないけれど、ちょうどいいプランがなく無駄に28日プランを契約。それでも、1週間ほど以上のステイであればwifiを借りるよりも現地のSIMを買う方がお得だろう。
気をつけろ!カルカタの詐欺師に遭遇!
そんなことをして、街をブラブラしていると
"サダム、カー"と名乗る、日本語がペラペラの男の人が話しかけてきた。
ムスリムだという彼はとても友好的で実家はダラムサラにあるのだという。海外に行ったことがないが英語、日本語はペラペラ。世界中にたくさん友達がいるという。多くのバングラデシュ人が住むムスリムのエリアを案内してくれた。彼曰くカルカタ1ラッシーの美味しいpure milk cornerという店でラッシーを30ルピーで飲んだ。確かに美味しい。
ラインを交換しようとQRコードをスキャンしすると、弟の名前でラインをしているのだという彼。怪しい。。。
相方がネットで調べると、カーンという苗字のグループにより、同じような手口で詐欺にあった人の記事を発見。
急に怖くなってきた私達は、
何かされたという完全な証拠こそはないが、これから詐欺にあっては百害あって一利なしと、さっと距離をあける。
これから服選びたいから~と理由を作って、
新市街周辺でカーン氏と別れた。
なんだか裏切られたようなずっしりと重い複雑な気持ちに。
でも彼は本当にただ日本人の私達を助けて、仲良くなりたかっただけなのかもしれないと思えば思うほど、この場所で誰の言葉が何をもって正しいとされるのかが、どんどんわからなくなっていった。
物乞いをする人々と観光客としての自分
その後、旧市街周辺を歩いていると、小さな6歳くらいの女の子が話しかけてきた。女の子は食べるものが欲しいと訴えてきた。あのバングラデシュでの物乞いをされ何も渡さなかった経験がサッと脳裏をかすめた。
悩んだ結果、私たちはその子に140円くらいのお菓子を買ってあげることにした。
そして彼女を思い切り抱きしめた。
その子が物を乞い、
生きていくことを覚えてしまうという議論もあるし、その決断が正しかったのか正しくなかったのかわからない。
彼女が本当にお腹が空いていたのか、普通に食べるものもあるけれど、ただ旅行者に集ったのか。
自分が日本で一回板チョコを買うのを我慢するだけで、その子が普段なかなか食べられないお菓子を楽しめるのだとしたら、
それこそ、私がインドに行った意味が気がした。
落ち着いた空間、ビクトリア記念堂
その後は、気を取り直してビクトリア記念堂へ。
途中にあるモイダン公園を横切ると老若男女が思い思いにコルカタの街の混沌さから逃れて、だだっ広い草原で日差しを楽しんでいた。
その中でズボンを脱いで盛り上がっている若者の集団が高田馬場でどんちゃん騒ぎをする早稲田生を想起させた。
どの国も若者は一緒だなぁと一種の安心感を覚える。
その広大なモイダン公園には、
いたるところに大量のゴミが落ちていた。
まるで誰も気にしておらず、そこで寝転んだり座ったりしていた。
綺麗でゴミなしが当たり前の日本人の価値観を持つ私は、その状況を見て「汚い」と感じた。
その場所に寝そべったり人々にとっては、
雑踏の街の中のカルカタと比べると断然綺麗、と感じるのであろう。
人は当たり前次第で、同じ状況も相対的に見るもの、そのせいで全く違うように見えるんだろうなぁと改めて感じた。
ビクトリアの庭園に入るのは20ルピーいう安さ。
ビクトリア宮殿の中には入らず緑の上でゆったりとコルカタの雑踏から逃れてオカリナを吹いたりして時間を過ごした。
20ルピー中に払わなければ入ることができないこともあり、境内にいる人々はある程度
高い階級からの出であることがわかった。
修学旅行生、恋人同士、家族づれ、友達同士いろんなグループがいたが、街中のコルカタからは想像もできないような落ち着きで本当に中は別空間だった。
夜ご飯は天下のビリヤニ
ビクトリアが5時になり閉園のために追い出される。
お腹が空いたので、ご飯を食べに行こうとタクシーを使って新市街へ向かおうとすると、
タクシーが並んでいて逆ネットオークション状態。値切り合いが始まる。
数字を叫ぶ声が飛び交い、結局140円くらいで成立。
たどり着いた店では、
柔らかいチキンと大きなホクホクのジャガイモが入ったビリヤニ(インドのカレー風味がするチャーハンのようなもの)とフライドチキンを食べた。
女性用のゾーンがあるインドのメトロ
新市街を少し探索してから最寄りのメトロの駅へ向かいそこからMedical college周辺の駅に。メトロのチケットの値段は距離によって決まっているようであった。
カルカタのメトロに乗って気づいたことは各車両の真ん中付近が女性専用のゾーンになっていること。両端は男性専用だ。
女性が電車に乗ると必ずとその専用ゾーンに移動してきて男女分かれて乗車していた。
混雑をしている電車内で性被害対策のためにそのような方法がとられているインドに関心。
それでも、レイプ被害などが絶えないみたいですが。。
3月8日だった国際女性Dayでも、
インドでは、盛大にイベントが行われたらしい。
宗教的文化的に女性の権力が虐げられてきたインドでは、国を挙げて女性の権力向上に努めようとしていることを改めて感じた。
カルカタに来たなら
間違いなく行くべきジューサーバー
ホテルの近くにある、現地の人から人気な話題のジューサーバーへ向かった。
店一番のおすすめということで私はココナッツシャーベットジュースを注文。
控えめに言って、ここ最近飲んだジュースの中で1番美味しかった。
恐るべきインドの空気の悪さ
さてその夜、ホテルに着いてから、冒険後、鼻をかむと鼻の中が黒くなっていた。
50メートル先は白く曇っている外気のことを思い出すと、頷ける。
インド人の喉は一体どれだけ強いのか、
生まれてあの環境で育つことで強くなっていくのか。
先天説なのか後天説なのかどちらでもいいが
あぁ、マスクが欲しい。。。
怒涛のインド1日目が終了。
2日目に続く。
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