【実はデンマークの結婚してる◯組に1組が離婚?!】
Hej! どうもこんにちは!さくらんぼです。
今回のテーマはデンマークの結婚・離婚事情について。
近年顕著になっているのが高い離婚率。。。
みなさん何%だと思わはりますか?
なんと45%!!
ほぼ2組に1組が離婚している状況。
ええええええーーーーーーー
それってアメリカとほとんど同じくらいやん。
デンマーク人の友達には、
実際親が離婚してるっていう子も何人かいて
複雑な家族関係になっているという話も
聞きました。
そこで日本の離婚率はというと。。。
36%!
2.9組に1組が別れるという計算になります。
デンマークよりは低いものの、日本の離婚率も高まってきているようですね。。
日本における結婚とは『家族になる』
つまり、『経済的にも生活の面でもお互いを頼りながら生きていくこと』を意味すると思います。
でもそれは一方で、
離婚した際、その反動で問題が生まれる確率が高い。
特に、女性側にその問題は起きやすいと言えます。
日本では、子供を産まれると女性は専業主婦やパート働きをしているパターンがまだまだ多いですよね。
そのため離婚してしまうと、
一から仕事探しをしたり、仕事があったとしても低賃金、生活保護をもらったりして
厳しい生活を送っているという世帯も少なくないといいます。
このような深刻な現状は近年問題視されていますよね!
でもその一方で、
別れることによる経済面への不安が離婚の抑止力になったりすることもあるのかな?なんて思ったりもしますが。。
デンマークの話に戻りましょう。
それでは
なぜデンマークの離婚率は高いのか
まず、デンマークでは
『結婚するも離婚するも自分の自由』という
考えがとても強いようです。
『ただその人と一緒にいたいから結婚するし
価値観が合わないのであれば別れる。』
というような感じなんですって。
デンマーク人の大学教授の名言
『離婚することが不幸って決まってるわけではないでしょ? 結婚してそれが間違いだったなら、そのまま続ける方が幸せとは言えないわ』
人の幸せって1つに決まってるわけじゃない
ですものね。
- お互いに自立していて結婚による依存がそんなに大きくない
デンマークのカップルの多くは共働きが当たり前で98%の人が"両性が家事や子育てに対して同じだけ責任を持つべきである"と答えています。
そのため、離婚することによる経済面、生活面の心配は日本ほどではないのだそう。
- 離婚や一人親に対する偏見があまりない
ほとんど2組に1組が離婚することもあり
離婚した人が周りから白い目で見られたりすることはないんだとか。
『子供がかわいそうだし離婚はもちろんよくないけれど別れてしまったなら仕方がない』
『どんな家庭を持つのかはその人次第だし
周りが何も口出しすることはない』
というのが世間の声なのだそう。
変わりゆくデンマークの世帯の形
また、デンマークの世帯の形が少しずつ変わってきているという実情もあります。
デンマークでは約75%が結婚している異性カップルであることに対して、結婚せずに同棲をして暮らしている異性カップルは全体の約24%を占めています。
約0.5%は結婚もしくはパートナーシップ登録をした同性カップル!
結婚はしないけれど好きな人と暮らすという
選択肢を選ぶ人々も増えてきているみたい!!
実際なぜ結婚するのかを考えた時に、「ある特定の人と一生を共にしたい」という思いの他には結婚した方が税収などの面で便利だし社会から認められるからなのかもしれない。
ひと昔は、結婚は厳しい生活環境の中で必要不可欠な存在であったし、今よりもさらに社会的な要素であった。(今でもそういう国もあるけれど)
でも今の時代、結婚という名の契約によって
、その後の人生における行動範囲を妨げられるのが嫌な人たちは結婚する必要がないし、結婚が個人の選択として時代になってきている。
国が変わるともちろん結婚に対する考え方も変わる。一個人によっても全然考え方は違う。
そして、時代が変わるにつれて家族の形も変わってきてるんやなぁと感じます。
結婚・離婚はなんとも考えさせられるトピック
「次の世代の子どもたちが持つ家族の
イメージはどんなものになっていくのかなぁ」
それでは今回はこの辺で!
Vi ses~ ~
※figures are refered from the lecture by professor in University of Copenhagen Myra Lewinter