【デンマークで驚いた男女共用のものシリーズ】
Hej!どうもこんにちは!さくらんぼです。
コパンハーゲンではしとしと雨か曇りが続いてます
太陽見てない。。。
晴れて欲しいなぁ〜
では、今回はデンマーク
の日常生活で目にする男女共用のものについて!
デンマークは世界ジェンダーギャップ指数2016のランキングで「19位」と他の北欧諸国に少し遅れはとるものの、
OECD諸国でありながらも同ランキングで「114位」という結果を残している日本よりも遥か先をいく国です。
デンマークでは1999年から
男女平等省というものが国に設置されていて、
それによると「男女平等とは『性別に関わらず、人々が希求する人生を飽きるためのすべての可能性と自由を保障するための、女性と男性の共同プロジェクト』である」とされています。
そんな男女差の小さいデンマークで生活している中で見て知って驚いた男女共用のものを紹介します〜!
- 基本、男女共用トイレが多い!
[大学の男女共用トイレ]
[デンマーク議会(Parliament)のトイレも男女共用]
[高校のトイレも男女共用]
街のトイレから高校、大学のトイレまで、
男女別のトイレのところももちろんありますが
多くが男女共用になっています!
[だれでもトイレも発見]
そのため、トイレを待っている時に男の人が隣で待っていたり、
男性が使った後のトイレを使ったり、
逆に自分が使った後のトイレを男性が使ったりすることも当たり前。
男女共用トイレであれば普通のことなのですが、
慣れないうちはなんだかそわそわしていました。笑
最近は日本でも、『だれでもトイレ』などを設置することでLGBTQの人も不快に思うことなく、
トイレを使えるように努力がなされていますよね!
デンマークでの男女共用トイレが増えている理由には
LGBTQを含む、全ての人が平等に利用できるようにという理由も大きいみたいです。
- 男女混合寮!!
自分の部屋の鍵をゲットしたばかり日の出来事💡
寮をうろうろしていると
シャワーを浴びタオルを巻いた状態で廊下を歩いていたアメリカ人の男の子と遭遇。
そして、そのまま普通にお互いに自己紹介。
隣の部屋に住むフラットメイトとの初対面はこんな感じでした笑
日本だと男女別の寮が多いと思うのですが、
寮というプライベートな生活空間の中でも、
男女で分けたりすることがないデンマーク。
みんな、一緒に暮らす仲間として気遣いはお互いにしつつ、特に意識もすることなく、
ありのままに生活しています。
[トイレもみんなで共有]
[シャワーもみんなで共有]
デンマークの人たちは
小さい頃からこのように男女差が少ない環境で生活することに慣れてるから、
変に性を意識する必要がないんかなぁと。
同性異性も関係なしに
普段から相手の存在が近ければ、
お互いを理解しようとする機会が
もっと増えるやろなぁとも思いました👬👭👫
ジェンダー先進国と言われる北欧諸国の価値観からは気付きを得ることが多い💡
これはデンマークではなくスウェーデン人の友達との会話の中で日本が話題になった時のこと🇸🇪。(ちなみにスウェーデンはジェンダーギャップ指数世界4位)
『男女でご飯を食べに行った時に男の人側が奢らなきゃいけない』
『女の人は男の人を立てるべき』
『女の人は男の人よりちょっとバカなくらいが丁度いい』
『女の子はお酒が飲めない方が可愛い』
ていう考え方もあるって話しをすると
『俺たちはお互いに全く平等な扱いだから
そういう価値観はないな〜』
と逆にとても興味深そうにしていました。笑
上のような考えががいいのか悪いのかは別として、
日本では、ジェンダー先進国と比べて
『日本特有の理想の男らしさ・女らしさ、
それぞれの性別に期待される行動』みたいなものが
潜在的に重要視されているなぁと感じます。
その男らしさ女らしさが
"自分と合っていて、その自分が好き"なら素敵だけれど、その型にはめこもうとするために
元々の自分を押し込んでなくしてしまうのは
あまりにも悲しい。
性別って自分の中で大きなアイデンティティになる要素だからこそ、
本当の自分を大事にしてあげたいですよね!
'そうやって全ての人がありのままの自分でいること'
を受け止められる社会がいいなぁと思います。
少し話が逸れちゃった気がしますが
次回はデンマークの育児について迫りたいと思います〜!!
それではVi ses~ ~