【FIESTAを知らずにフィリピンは語れない!ご馳走食べ放題のお祭り!?FIESTAに参加して- 私たちのカミギンライフ vol.9-】
Maayong hapon! さくらんぼです。
今回はフィリピンの全土でお祝いされる地域のお祭りFIESTAについて、
お伝えしたいと思います!
FIESTAは何のためのお祭りなの?
スペインの統治によって、カトリックの信仰が根強く残っているフィリピンですが
このFIESTAもその影響を強く受けて残っている文化の一つです。
FIESTAの日には、それぞれの地域ごとに奉られている聖人が崇められます。
地域別というと、
フィリピンには日本と違った地区規模が存在していて、
州のの中にMunicipality(市)、そして市より小さな地域規模であるBrangayが存在します。
(私が滞在するカミギン州だと5つのMunicipality(市)、そしてBrangayが58個がある)
Municipality(市)、Brangayのそれぞれが
一年に一度ずつ決まった2日間、
FIESTAの日を持っているんです。
(単純計算で365日中116日以上どこかしらでお祭り。笑)
特に大きなMunicipality(市)のお祭りだとFIESTAの当日2日間の
1週間くらい前から市内でFIESTAのプログラムやお祝いが行われます😆
FIESTAの日程はそれぞれ各Municipality やBarangayによって違いますが、
4, 5月に日程が固まっていることが多い。
多くの作物の収穫がその時期に行われるため、
感謝祭のような意味も含められているのだそうです。
FIESTAで何が行われるのかレポート!
美味しいご馳走と人々が集う場所
FIESTAの2日間は、お祭りの地域の
各家庭からご馳走が振る舞われます。
そのうちの親戚や家族が集まって、めっちゃ賑やか!
フィリピンでは、人を家に呼んでもてなしたりすることが多く行われます。
ホスピタリティーが素敵です。
[美味しいご飯を恵んで頂ける機会が多く幸せ]
職場の親しい仲間も集まってお祝い。
FIESTAのご馳走といえば、レチョン
フィリピンの代表的な料理レチョン(豚の丸焼き)もFIESTAの時には美味しく頂くことができます。
大きすぎる豚は肉が柔らかくなくレチョン向きではなく、1m前後の若い子豚がレチョンにとして売られることが多いです。
一頭3500円くらいで販売されて、この時期になると豚を育ててるお家は、生活のために売り捌くのです。
FIESTAでレチョンのご馳走を振る舞うために豚を育てているお家もたくさんあります。
フィリピンに来てから20頭は間違いなく食したであろう豚の丸焼きレチョン。
豚の内臓部分にスパイス(ニンニク、レモングラス、玉ねぎなど)を入れてじっくりとまるごと火を通すことで完成します。
是非トライする機会がある人は、皮と肋骨の部分にトライしてみて下さい。皮はカリカリ、肋骨は、スパイスが効いてて本当に美味しいので。
夜も元気なフィリピンの人々
みんなお祭り気分でハッピー!!
カラオケマシーンを用意するお家もあります。
FIESTAが行われる地域では
夜には臨時ディスコ(@バスケットボールコート)も開催されるため、みんな楽しみにしていています。
[友達とディスコに参戦]
ディスコでは、6歳くらいと子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで見たことがあり、
あまり年齢制限的なものは感じません。
もちろん、若者たち(20歳後半くらいまで)はバリバリは朝までどんちゃん騒ぎをしていますが笑
美の祭典が開かれる
やたらとFIESTAを含むお祭りの度に、
ミス、ミスターコンが開かれます。
FIESTA前には、
街にミス〇〇の候補者の写真が載っている
ポスターが貼り出されます。
美しさを競い合うのが好きなのか。
称号を与えられたりすることが
フィリピンにおいて、大きな名誉とされていることなども、ミスミスターコンが盛んに
行われている背景の1つなのかなとも思います。
教育現場を含むいろんな場所で、
称号を与えることに重きが置かれています。
【カミギン島の小学校の卒業式に来賓として参加してきた! -私たちのカミギンライフ vol.2-】 - さくログ
まとめ
FIESTAは間違いなく
フィリピンの文化を象徴するイベントの1つ。
そこから見えるフィリピンらしさみたいなものを羅列してみるとこんな感じでしょうか
○カトリックの強い影響
○お祭り大好き
○人を家に招いたり集まったりするのが好き
○豚の丸焼きレチョン
○カラオケLOVERS
○夜も全力で盛り上がる
○ミスミスターコンが好き(Awarding culture)
フィリピンの人々、フィリピンのローカル・コアを
知りたいという方は是非とも参加して頂きたいイベントです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
それでは、また。
Salamat!